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PL学園をモデルにした高校野球界の厳しい上下関係と体罰に迫った漫画『バトルスタディーズ』

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こんな野球マンガ見たことない・・・と震え上がるすやまたくじです。
今回はそんな高校野球漫画『バトルスタディーズ』の感想レビュー評価・考察を。

バトルスタディーズとは?

バトルスタディーズとは、2015年からモーニングで連載されているPL学園野球部出身の作者が同校をモデルにして描く『DL学園』を舞台にして描く高校野球マンガ。

この解説だけでかなり異色なことが分かるかと。
PL学園出身者が野球漫画を描くわけですから。

しかも、PL学園をモデルにした学校を舞台にして。

 

野球のリアルさは業界トップクラス

作者はPL学園出身というところをフルに活かしてきていますね~
とにかく野球の内容がリアル!

そして、一つ一つの解説が細かい!
ちょっとしたプレーをする度に細かい解説が入ってきますから。

しかも、野球の試合だけでなく、グラウンド整備や裏方作業のときも細かい解説が入ってきます。

いや、そこまではいいよっ!

と、ツッコミたくなるレベルで(笑)

ちょっとしたノウハウ本ぐらいの文字量と中身なので、マンガでもちょっとした知識を得られる。

その反面、活字が『こち亀』以上の多いので、1巻を読み終わるのにも1時間近くかかります。

この辺は好き嫌いが分かれるところかなと。
サラッと読みたい人には重たいでしょうね。

今まではリアルな野球漫画なら『おおきく振りかぶって』が一番でしたが、『バトルスタディーズ』はそれ以上でした(さすが経験者)

 

名門野球部の厳しい上下関係もリアルに描く

モデルとなっているPL学園といえば、厳しい上下関係と暴力事件。
ゴリゴリの縦社会はPL学園に限ったことではなく、名門ではよく見られることですが。

ただ、PL学園はそれがキッカケとなって2016年から休部状態になっているほどですからね。

DL学園と名前を変えているとはいえ、よくもまあそこに関してもリアルに描いてきたなと。

作中でも世間の目が厳しくなったこともあり、暴力での制裁は減っていますがそれでも何度か登場していますから。

また、それ以外の厳しい縦社会はガンガン登場しますから。
先輩の前で私語禁止、水を飲むの禁止、付き人制度など。

高校野球の厳しい上下関係をここまでリアルに描いた作品は他にないんじゃないかなと。

 

ゴリゴリの縦社会の理由も細かく描いている

ただし、バトルスタディーズでは厳しい上下関係を描くだけでなく、なぜそんなことをするかの理由についても描いています。

一見、不当にも見えるほど1年生がボロクソに扱われるのは、家族や世間から甘やかされた精神を叩き直し、どんな状況・どんな相手にも動じない鉄の精神を宿すため。

3年生を神のように扱うのは下級生との上下関係をハッキリとし憧れを抱かせるため。
そして、3年生はそれに応えて背中で引っ張っていく責任を植え付けるため。

なるほど。
言われてみれば、集団として強くなるためには必要なことなのかなと思えなくもない。

が、自分だったら絶対に嫌だけど!(笑)
なにしろ文系&もやしっ子ですから。

 

上下関係からの脱却も模索中

 また、バトルスタディーズでは厳しい上下関係を描くだけでなく、作中の3年生はそこからの脱却について真剣に悩んでいます。

世間の厳しい目もあり、これ以上同じ体制は続けられない。
そして、甲子園で優勝したライバル校はすでにゴリゴリの縦社会から脱却して結果を出している。

出場停止になって下級生に辛い思いをさせないため、また厳しさ以外の強さを探るため日々頭を悩ませています。

このキーポイントになるのが主人公っぽい雰囲気を出しているのも気になるところ。

 

何気に聞き慣れない関西弁もおもしろい

バトルスタディーズの舞台は大阪なのでとうぜん関西弁なのですが、けっこう聞き慣れない言葉(お笑い芸人が使ってないような)も飛び出すのですよね。

しかも、それが言いたくなるような言葉ばかり!

今日ビシバシやんけ!

とかは特に使いたくなりますね。
野球部には絶対入りたくないけど、この言葉のセンスは欲しい。

とまあ、今回の『バトルスタディーズ』の感想レビュー評価・考察はこんな感じ。

ではではまた。

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