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すやまたくじの言いたい放題

アニメ・漫画・エンタメがテーマの動画付きブログ

ライトノベルに異世界ファンタジーが多い3つの理由

ライトノベルコラム ライトノベルコラム-ラノベ雑記

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はじめて読んだ異世界ファンタジーライトノベルは『コクーン・ワールド 黄昏に踊る冒険者』のすやまたくじです(マイナーなので画像は有名なロードス島戦記)

今回はラノベに異世界ファンタジーが多い3つの理由を解説。

なぜかラノベには異世界ファンタジー作品が多い

ライトノベルって異世界ファンタジー作品が異常に多いと思いません?

特にラノベ初期の大ヒット作品は『ロードス島戦記』『スレイヤーズ』『フォーチュンクエスト』『魔術士オーフェン』『風の大陸』など、全て異世界ファンタジーですから。

人気ジャンルだからじゃない?と思う人もいるかもしれませんが、それなら漫画やアニメでも異世界ファンタジーが多いはず。

しかし、実際はマンガやアニメにはそんなに異世界ファンタジー作品は多くない(ラノベ原作のものを除いて)

これには何か理由がある!

そう思って考察してみたら3つの理由に気付きました。

 

理由1:小説との差別化

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ライトノベルと被る娯楽と言えば小説(もともとラノベは小説から派生したものですし)

どちらも文字メインで楽しませるフィクションという点ではライバル的な関係でもあります。

そして、『ライトノベルが小説に勝てない2つの理由』の記事でも書いた通り、すでに売上では小説を超えているラノベですが、世間の評価はまだまだ小説が上。

売上が上回った今でもこんな感じなのですから、ライトノベルが登場したばかりの1980年代はさらに小説より立場弱い。

であれば、

小説と同じような作品を出しても意味がない

で、小説は画像の『半沢直樹シリーズ』など、現実を舞台とした作品が多い。
なら、ライトノベルはなるべく現実感がない作品がメインになるのも自然なことですね。

 

理由2:マンガとの差別化

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小説との差別化のために現実を舞台としたものを避けるなら、別に異世界ファンタジーである必要はないんじゃない?

そう思ったあなた、正解!

たしかに非現実をテーマとするのならまだまだ色々とテーマはありますからね。
バトルものや現実ではありえないような必殺技があるスポーツものなど。

が、そういったジャンルは漫画が強いのですよね~

バトルものやスポーツものは動きがあった方が断然分かりやすいですし臨場感も出ます。

それを文字だけで表現するのはなかなかに難しい。
臨場感を出そうと丁寧に書くとスピード感がなくなりますし、スピード感を出すために短くすると分かりづらいですから。

また、

漫画は異世界ファンタジーを描きづらい

という弱点もある。

異世界って現実と比べるとカラフルなイメージがありません?
灰色のビルやアスファルトより、綺麗な緑の草原や真っ青な湖とか。

その世界観を白黒のマンガで表現するのが難しいから漫画では異世界ファンタジー作品が少ないんだと思うんですよ。

その弱点を突き、ライトノベルでは逆に異世界ファンタジーを一番の目玉にする戦略を取ったんじゃないかと。

 

理由3:文字+挿絵との相性が良かった

カラフルで幻想的なイメージがある異世界を絵で表現するのは難しい。
ならば、最初から文字メインで想像力でカバーするラノベの方が漫画より相性がイイ。

さらに表紙などに入れられる挿絵も現実的なサラリーマンやOLを描くよりも、ファンタジーな格好をしたキャラを描く方がインパクトがある。

ライトノベルは挿絵が全て!なんていう極端なことを言う人もいるぐらいですから。

小説や漫画と差別化でき、さらに文字と挿絵だけで表現するのと相性が良い。

ライトノベル=異世界ファンタジーは最強の方程式

そりゃ売れるラノベに異世界ファンタジーが多いわけだ。

 

考察おまけ:アニメとライトノベル

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ライトノベルに異世界ファンタジーが多い理由とは関係ありませんが、アニメと異世界ファンタジーについての考察も。

アニメに関しても前まではマンガと同じでした。
色は付いているけど、昔の異世界のカラフルなファンタジー感が弱かったのですよね~

『ロードス島戦記』や『リーン翼』など、異世界でも今の作品よりも暗い雰囲気のものが多かったですから(やたらダンジョンや洞窟に潜る作品も多いし)

そのためか、今ほどアニメ化する作品は多くなかった&アニメ化してもOVAが多かった。

ただ、それもアニメ技術の進歩によって、2010年代辺りからがんがんテレビアニメ化が増えるなど状況が変わってきましたね。

上の画像の『灰と幻想のグリムガル』や『Re:ゼロから始める異世界生活』など、アニメではカラフルな異世界ファンタジーをガッツリ感じさせる作品が増えてきました。

さらに、『ソードアート・オンライン』『ログ・ホライズン』『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』など、異世界ファンタジーゲームを舞台にした作品も出てきた。

アニメと異世界ファンタジーライトノベルは相性が良い

これからさらにこういった作品が増えそうです。

 

ラノベに異世界ファンタジーが多い3つの理由まとめ

3つの理由からこれからまだまだこの流れは続くかなと。

また、2010年代以降からアニメとの相性も良いため、王道・邪道・変則を含めてこれからさらに異世界ファンタジーライトノベルが増える可能性も十分あり。

ラノベ=異世界ファンタジー

この流れはずっと続いていくのかもしれません。

とまあ、以上で『ライトノベルに異世界ファンタジーが多い3つの理由』を終わります。

ではではまた。