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すやまたくじのアニメ・漫画ブログ

アニメ・漫画・エンタメがテーマの動画解説付きブログ

日本のサッカー界に物申す漫画『フットボールネーション』

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これはまた挑戦的なサッカーマンガが出てきたなと思ったすやまたくじです。
今回はそんな『フットボールネーション』の感想レビュー評価・考察を。

動画考察・感想・評価:日本のサッカー界に挑戦する漫画『フットボールネーション』(約9分)

フットボールネーションとは?

フットボールネーションとは、東京クルセイドという社会人リーグ3部チームの快進撃を描いたサッカー漫画。

大武ユキさんによりビッグコミックスペリオールで2010年から連載。

もも裏の筋肉を始めとするインナーマッスルを使うことの重要性や日本のサッカー界のおかしなところをバンバン突きまくる攻めに攻めた内容が特徴です。

ちなみにフットボールネーションとはサッカー先進国という意味ですね。

 

日本のサッカー界の目を覚ます

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まあー、このフットボールネーションはかなり挑戦的な内容。

特に東京クルセイドの監督が今の日本サッカー界は時代遅れと豪語するぐらい挑戦的です。

東京クルセイドを作った目的を聞かれたときも、

日本サッカー界を強くするのは、名監督でもモダンな戦術でもファンタジスタたちでもない。
てゆーかまだ早い!


まずは世界基準のフィジカルとセンスを持った選手を育てることだと、このチームで証明する!

目標は正月の国立。
天皇杯で優勝して俺たちが日本サッカー界の目を覚ましてやるんだ!!

と宣言するほど。

社会人3部の東京クルセイドが天皇杯優勝でも大それたことなのに、その目的が日本サッカー界の目を覚まさせることですからね。

 

日本人の一番の問題は体の使い方がおかしいところ

まずフットボールネーションが指摘する日本サッカー界のおかしなとところが体の使い方ですね。

もも裏の筋肉を始めとするインナーマッスルを使うことの重要性が様々な場面でバンバン出てきます。

その基本となるのが歩き方ですね。

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日本人の多くは画像左側のもも前の筋肉を使って歩いている『もも前歩き』。

逆にヨーロッパなどの一流選手のほとんどは右側のようにもも裏の筋肉を使って歩いている『もも裏歩き』。

もも前の筋肉はブレーキ筋と呼ばれ、本来は止まるための筋肉。

もも前のブレーキ筋を使って歩くということは、ブレーキを踏んだ状態でアクセルをふかそうとしているようなもの。

逆にもも裏の筋肉はアクセル筋と呼ばれ、こちらが本来歩いたり走ったりするために使う筋肉です。

本来止まるためのブレーキ筋を使うより、アクセル筋を使った方が早く力強く走れるようになる。

ちなみに日本人にもも前歩きが多い原因は、この作品では子供の頃にやらされる行進が原因じゃないかと描いています。

また、もも前ともも裏を使うかによって歩き方や走り方が変わるだけでなく、こんな風に立ち方も変わってきます。

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要は体の軸がしっかりとしているかどうですね。

当然、しっかりとしている方が安定性が増してサッカーのプレーも良くなるということです。

また、立ち方や歩き方といった部分は僕らのような普通の人にも関係あること。

僕はずっと猫背・首痛・腰痛に悩まされていたのですが、フットボールネーションの歩き方のマネをしてからずいぶんと改善されました。

2巻で詳しい歩き方について描かれているので、サッカーに興味がなくても健康に興味があるならそこだけ読むのもアリ(笑)

ちなみに日頃使っていない筋肉を使うため、最初の頃はもも裏をはじめ色々なところがなかなかの筋肉痛になります。

 

日本サッカーの技術のおかしさも次々と指摘

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体の使い方だけでなく、上の画像のように良いGK(ゴールキーパー)の例や日本人によくいる悪いGKの例といった技術的なところもバンバン突いてくる。

日本のDF(ディフェンダー)やGKがよくやっている腰をどっしりと落として構えるのは一見守りやすそうに見えて実はすばやく動きづらい。

GKが飛ぶ前に入れるプレジャンプ(小さなジャンプ)は逆に邪魔とか。

その理由も含めて技術的な部分にもかなり詳しく迫りながら挑戦しています。

 

世界基準のフィジカルと技術で格上チームを圧倒

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東京クルセイドに所属する選手は全てもも裏歩きなどの世界基準のフィジカルを持っている選手ばかり。

また、技術に関しては最初から持っていない人には監督が一から教えることで徐々に改善していく。

結果、社会人チームが世界基準のフィジカルや技術を持っていないJリーグなどの格上のチームを圧倒していく。

技術的なこともそうですが、特にフィジカルの部分でその差を感じますね~。

ファールじゃないチョルダーチャージを行っただけで相手選手は軽く吹っ飛ばされますから。

間違った海外志向でゴツゴツに鍛えた相手選手をシャープな肉体の東京クルセイドの選手が吹っ飛ばすシーンなどは、

ただでかく大きくするだけではダメなんだと気付かされます。

 

フットボールネーションの独自評価・考察

なんと言っても日本サッカー界に挑戦するような監督の強気な発言や論理がビビッ!ときますよね~。

リアルに描いたサッカーマンガでここまで言うかっ!?

といった感じで。

ある意味、日本の指導者たちにケンカを売っているような内容ですからね(笑)

僕はサッカー好きですが正直、こういった体の使い方や指導法といった細かい部分まではよく分かりません。

ただ、たしかに前々から思っていたのですよね。

ドイツやオランダといった日本人よりも体がゴツイところはともかく、

なぜ日本人とたいして体格が変わらないスペイン・アルゼンチン・メキシコなどとこうも違うのかなと。

この3か国は日本人が吹っ飛ばされるような相手でも軽くキープできる選手がゴロゴロいますからね。

特に自分で歩き方を変えて感じた変化を考えても、

その答えの一つにインナーマッスルといった体の使い方が全く関係ないとは思えませんね。

 

フットボールネーションの感想レビュー評価・考察まとめ

フットボールネーションは日本サッカーの問題点が見えてくる作品。
あと、サッカーに興味がなくても2巻は健康にも役立つよ。

以上、日本のサッカー界に物申す漫画『フットボールネーション』の考察・感想レビュー評価でした。

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