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すやまたくじのアニメ・漫画ブログ

アニメ・漫画・エンタメがテーマの動画解説付きブログ

戦術・戦略・一騎打ちなど全てコミコミの中国歴史漫画『キングダム』

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歴史に少年漫画のような熱い展開を加えられるとお手上げだよねのすやまたくじです。
今回はそんな『キングダム』の感想レビュー評価・考察を。

動画考察・感想・評価:戦術・戦略・一騎打ちなどある中国歴史漫画『キングダム』の感想・評価・考察(約10分)

キングダムとは?

キングダムとは、2006年から週刊ヤングジャンプで連載されている中国の春秋戦国時代(秦の前)を舞台にした歴史漫画で作者は原泰久さん。

アニメ化もされています。

中国の歴史マンガと言えば、横山光輝さんなど多くのマンガ家が描いている『三国志』を描いた作品が多いですが、

キングダムでは日本人には馴染みの薄い中国の春秋戦国時代が舞台(攻めるね~)

中国の春秋戦国時代とは秦の始皇帝の前の時代ですね。

まだ、秦・魏・趙・楚・燕・韓・斉の7か国に分かれており、秦が残りの6か国を平定していこうとしているお話し。

ちなみに40巻以上かけて秦を一つにまとめあげ、その時点ではまだどの国も平定していないなど、

1つ1つの話がとても濃いのがキングダムの特徴

です。

歴史漫画などでは一気に何年も時間が飛ぶことも珍しくないですが、

キングダムでは今のところをそういったことはありません(少し時間が飛ぶことはありますが)

そして、1つ1つが濃いのに飽きさせないのがキングダムの魅力でしょう。

 

主人公は秦の始皇帝!・・・ではない?

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主人公は後の秦の始皇帝!

・・・と思いきや、主人公は無名で身分も低い戦争孤児の少年。

一応、後の秦の将軍みたいですが、その将軍の名前も日本ではあまり有名ではありません(僕は知りませんでした)

キングダムはこの主人公の少年が成り上がる立身出世の物語。
まずは一歩兵から始まり、最終的には天下の大将軍になるのが主人公の目標です。

今のところキングダムで登場している階級は、

伍兵(歩兵)⇒伍長⇒什長⇒百人将⇒三百人将⇒千人将⇒二千人将⇒三千人将⇒四千人将⇒五千人将⇒将軍⇒大将軍

となっています。

こうやって見る限り、登場していないだけで二百人将や五百人将などもいそうですね。

主人公はこれらの階級を地道に一つずつ、ときには一足飛びで駆け上がっていきます。

ちなみに主人公の武将としての能力は完全なる武力特化型!

 

主人公と共に成長する飛信隊

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主人公が百人将になった時点で率いる部隊が飛信隊。
主人公の成長と共にこの飛信隊もどんどん大きくなっていきます!

また、

飛信隊の面々は個性的なキャラが満載

最初は主人公と同じく、武闘派なメンバーが中心となってますが、話が進むにつれ、知略をカバーする軍師なども加入。

力押し・奇襲・戦術戦など、さまざまな形の戦いを繰り広げます。

 

一騎打ちなど、少年漫画のような熱いバトルが魅力

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歴史マンガといえば、軍勢同士の戦いメイン・・・と思いきや、

キングダムでは一騎打ちなどの少年漫画のような熱いバトルが数多く行われます。

一騎打ちは他の中国歴史漫画にもありますが、キングダムの一騎打ちはとにかく熱いのですよね~。

秦の始皇帝を主人公にしなかったのはこれを描きたかったからなのかなと思うほど。

さすがに王がそんな頻繁に前線に出れませんからね。
武力特化型の主人公ならではの大活躍!

格闘マンガのような熱いバトルを何度も繰り広げます。

また、主人公のライバルや秦の武将、敵国の武将にもこういったキャラクターが多いため、

大きな合戦のときは一騎打ちがさまざまな箇所で勃発するので目が離せじ!

 

小規模~大規模な合戦もアリ

合戦シーンは小規模なものから国を揺るがす大規模なものまで。
特にインパクトが強いのはやはり大規模な合戦ですね~。

秦を一つにまとめあげるまでに起こっている一番大きな合戦では

敵国の兵数50万以上っ!?

というものも。

日本の大きな合戦で有名な『関ヶ原の戦い』でも10万以下。

50万という数字は中国ならではの数字。
また、この大軍勢の敵が迫ってくる迫力も抜群です。

 

知略を尽くした戦術も

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合戦のシーンでは、一騎打ちなどのバトルも描かれますが、もちろん部隊戦もしっかりと描かれています。

力をモノを言うバトルと違い、部隊戦では戦術が非常に重要。

戦術の重要さを物語るシーンも多く出てくる。
バトルだけでなく、軍師が主役となる戦術戦も非常に濃く描いている。

正直、この戦術面の描き方だけでも他の歴史マンガと比べると深いなと感じます。

ちなみに飛信隊の軍師は画像の女の子。

 

もう一人の主人公が後の秦の始皇帝

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メイン主人公は別にいるとはいえ、もちろん後の秦の始皇帝もちゃんと登場します。

しかも、主人公とこの王様は初期に一緒に戦い、後に親友となる間柄。

戦いの後はそれぞれ別の道を進みますが、それからは主人公サイドだけでなく、王様サイドの話しも頻繁に登場します。

ある意味、もう一人の主人公とも言える存在ですね。

それもそのはず、初期はこちらを主人公にしようとしていたそうで。
結果、主人公が王様だと動かしにくいということで現在の形になったそうな。

 

王様サイドではさらに大規模な戦略が描かれる

主に戦場が舞台となる主人公サイドではバトルや戦術戦がメインですが、

お城にいる王様サイドではさらに大きな戦略が行われています。

実際に戦場で使われるのが戦術なら、戦略はその前段階のより大局的なもの(兵士の数や補給を揃えたり外交を行ったり)

銀河の艦隊戦を描いた『銀河英雄伝説』という作品に出てくる天才的な戦術家『ヤン・ウェンリー』は、

戦の勝敗は戦略が決まり、戦術は戦略を補佐する程度のものしかない

といったようなことを言うぐらい戦略は重要なもの。

銀河英雄伝説よりも原始的な戦いをするキングダムでは、戦略の勝敗が必ずしも戦の勝敗に直結しませんが(戦術で覆すパターンがある)

とはいえ、こういった緻密な戦略戦を描いた歴史漫画も少ないのでここも貴重な部分です。

 

王位を争う政治的な戦いも

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王様サイトで描かれるのは戦略面だけではありません。
宮廷内の政治的な闘争も描かれています。

というのも、秦をまとめあげるまでは正式な王として即位していないから。

この王として即位するまでの政治的な闘争が、戦略面よりもこちらサイドのメインとなります。

しかも、この政治的な闘争だけでも40巻を超える長丁場。
さらに敵は天下に名を轟かせる傑物&その家臣も優秀とかなりの強敵。

いつになったら秦が一つにまとまるんじゃいっ!?

とツッコミたくなるほどです(笑)

 

キングダムの感想レビュー評価・考察まとめ

キングダムは少年漫画的なバトルに加え、集団戦・戦術戦・戦略戦・政治闘争と、5つの側面から多角的に描かれている物語

以上、戦術・戦略・一騎打ちなど全てコミコミの中国歴史漫画『キングダム』の感想レビュー評価・考察でした。