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魔法だけじゃない!経済・政治も描くファンタジー冒険漫画『マギ』

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マギは初期の魔法冒険譚から完全に印象が変わっているすやまたくじです。
今回はそんなマギの感想レビュー評価・考察を解説。

動画考察・感想・評価:魔法に加え、経済・政治も描くファンタジー冒険漫画『マギ』(約7分半)

マギとは?

マギとは、週刊少年サンデーに2009年から連載されている大高忍さん(女性)によるファンタジー魔法マンガ。

2012年と2013年にアニメ化もされています。

また、マギの前日譚となる外伝『マギ シンドバッドの冒険』も2013年から連載され、こちらもアニメ化されています。

名前がアラジン・アリババ・シンドバッドなどの登場人物の名前から『千夜一夜物語』をベースにした王道魔法ファンタジーと見せかけて、経済や政治といった部分も深く掘り下げているのが特徴の作品です。

 

主人公は創世の魔法使い

主人公は創世の魔法使い『マギ(王となるものを選び導く存在)』の一人であるアラジン(こっちが名前)

マギ以外にも魔法使いが存在し、さらには魔法使いの街なんかもある。

そのため、戦闘シーンでは下の魔法が飛び交います。

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また、魔法使い以外も魔法道具や金属器(特別な武器)を利用すれば魔法を使うことができます。

アラジンが王と選んだもう一人の主人公の『アリババ』や外伝の主人公となる『シンドバッド』はこちらの金属器使いとなります。

格闘戦に加え、大小さまざまな魔法が飛び交う戦闘シーンはなかなかの迫力。

マギはバトルや冒険だけでもかなり楽しめる作品!

が、マギはそれだけじゃない点が他の冒険ファンタジー漫画との大きな違いです。

 

少年漫画なのに経済に迫る

魔法メインの冒険ファンタジー漫画。

少年マンガならこれでも十分だと思うのですが、マギはそこに経済の話も絡めているのですよね。

少年誌で経済ってサンデー攻めるわ~

そういえば、昔から日常系をメインとしつつも『うしおととら』などの尖がった作品も混ぜていましたしね。

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マギでは商会の商売を中心として経済の話が描かれています。

最初は行商人の小さい商売ぐらいなのですが、これが徐々に大きくなって国をまるごと商会にしようとする規模まで発展。

商会でどういった商品を扱い、それをどうやって売るか。

また、他国で商売するための外交など、魔法冒険ファンタジーと見せかけて経済面もかなり掘り下げている。

特にマギの前日譚となる外伝『マギ シンドバッドの冒険』ではこの商会の話がさらに細かく描かれています。

架空のファンタジー世界という設定でフワッとさせていますが、少年マンガにしてはこの辺かなり尖がっています。

 

少年漫画なのに政治面も描いている

まあ、他の少年マンガでも国の政治面が描かれることはあります。

とはいえ、よくあるパターンといえば、国王などの為政者の演説や独裁者がやりたい放題にやって国が荒れるなど。

もちろん、マギでもこういったオーソドックスなパターンは描かれています。

が、マギでは政治面も少年漫画とは思えない描き方をしている。

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千夜一夜物語(中世イスラム)をベースにしたファンタジー世界なので、国は王国や帝国ぐらいなのかなと思いきや、共和国や民主国家のような国も存在しますし。

さらに、こちらは経済の話にもなりますが資本主義や社会主義っぽいものも登場します(作中では明言されませんが)

また、社会主義国家だった国が資本主義国家に移行するのに失敗するといった話も。

こちらも経済の話同様、少年マンガではあまり描かれないような部分まで。

政治の裏側やシステム面にまで迫るとはっ!?
サンデーほんとに攻めるね~

 

マギの独自評価・考察

マギってもしかして実は魔法やファンタジー面は経済や政治を描くための緩衝材なのかなと感じます。

週刊少年サンデーという少年誌なので、まずは魔法とファンタジーとファンを掴み、そこから経済や政治に繋げていこうという。

というのも、巻数が進むごとにこの辺の話の割合が増えてきているのですよね。

また、下の画像のような人間の狂気という面もテーマじゃないのかなと。

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戦争や戦闘が頻繁に起こるので、そういった争いが起こると憎悪が渦巻く。

また、そういった直接的な争い以外でも戦争の遺恨などから疑心・妬み・失望などの負の感情が描かれるシーンが非常に多いので。

特にちょいちょい登場する

野望に憑りつかれた時の女性陣の表情が醜悪で震え上がる!

この辺は女性作家ならではの描き方なのかなと。

こういった負の感情をアラジン&アリババ

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の主人公コンビをメインに浄化していく物語ともなっています。

ただ、少年誌にしては救えないパターンもけっこう多いのですよね。

こういったご都合主義が弱めの世知辛さもマギの魅力の一つ。

 

マギの感想レビュー評価・考察のまとめ

マギは少年漫画でありながら魔法・冒険以外にも、政治や経済にも迫ったサンデー攻めたね~といった作品

以上、魔法だけじゃない!経済・政治も描くファンタジー冒険漫画『マギ』の感想レビュー評価・考察でした。