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コメディから熱いスポ根展開へ『はねバド!』バドミントン漫画&アニメ

  
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興味がないスポーツでも漫画だとけっこう読むすやまたくじです。
今回はそんな作品の一つのバドミントン漫画&アニメ『はねバド!』の感想レビュー評価・考察を。

動画解説:スポ根バドミントン漫画&アニメ『はねバト!』(約12分半)

はねバド!とは?

  • ジャンル:スポーツ(バドミントン)、学園
  • 作者:濱田浩輔
  • 掲載誌:good!アフタヌーン
  • 連載期間:2013年~
  • テレビアニメ:2018年・7月~

刹那で勝負が決まるバドミントンの世界。

舞台は神奈川にある強豪でもなければ弱小でもない北小町高校バドミントン部。

そこに一人の天才が現れたことでコーチ・部員、そしてもう一人の才能に火を付けることとなる。

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大会出場も危ういバドミントン部の前に現れた一人の天才

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辞めましたコーチ

全員 今日辞めました

北小町高校バドミントン部のコーチに新たに就任した立花健太郎。

さっそく張り切ってコーチ業に取り組んだら、練習が厳しすぎると8人が一気に退部。

結果、女子4人・男子2人と男女共に団体戦にすら出場できない状態に追い込まれてしまいます。

ちなみに、バドミントンの団体戦はダブルス2試合・シングルス3試合の最小5人・最大7人制(一部の試合は同じ人が出てもOK)

新主将の荒垣なぎさもコーチに反抗的と部は内部分裂寸前。

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そんな時に出会ったのが部活動に参加していないのに天才的な運動神経を持つ羽咲綾乃。

嫌がる羽咲に無理矢理バドミントンをやらしてみるとこちらでも天才的な動きを連発。

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羽咲…バドミントン部に入ってくれ

お前は異常だ
異常な天才…

さっそくバドミントン部に勧誘するもバドミントンは嫌いと頑なに拒否。

あきらかに経験者の動きでさらに天才的なのに、なぜバドミントンを嫌いになってしまったのか?

そんな謎を抱えつつもコーチの羽咲勧誘は止まらない。

ちなみに男子部員はほとんど描写されることがありません(笑)

 

やる気がない天才にライバルが火を付ける

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デンマークユース代表
高校生にして数々のタイトルを総なめにした天才―――

コニー・クリステンセン!!!

嫌がる羽咲になんとかやる気を出させようと強豪校との合宿に無理やり拉致w

そこで出会ったのがすでに世界で結果を残しているスタープレーヤー:コニー・クリステンセン。

そして、そんなコニーと羽咲がダブルスで対戦することになった。

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最初はやる気が出なかった羽咲ですが、コニーが羽咲の母親のことを持ちだしたこと、さらにダブルスのペアを組むことになった副主将の泉理子のサポートによってやる気を出していく。

ちなみにこの副主将はバド部のまとめ役で励まし上手。

羽咲だけでなく、主将の荒垣もサポートするなどこの作品のヒロイン的なポジションも務めていますw

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そんな泉のサポートもあって、序盤は圧倒的されていたコニーに徐々に反撃していく。

そこで垣間見える羽咲の天才性と狂気。

コニーとは違う…相手が圧倒されるとかそういうんじゃなくて
何かヤバイ感じっつーか…

はねバド!はスポーツ漫画ではよくある主人公が努力して徐々に結果を残していくパターンではなく、天才少女のその強さとルーツに迫っていくのが序盤のストーリーとなっています。

 

はねバド!のアニメ版と原作漫画を比較

  • 放送期間:2018年・7月~
  • アニメーション制作:ライデンフィルム
  • キャスト:羽咲綾乃・大和田仁美、荒垣なぎさ・島袋美由利、泉理子・三村ゆうな、コニー・伊瀬茉莉也、志波姫唯華・茅野愛衣

PVのスピード感に期待が高まるアニメ版。

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絵の方は原作漫画がうまいということもあり、そこまで大きな変化はありませんね。

動きやすいように線を減らしている(どの作品でもこの作業は行う)ことから、むしろアニメ版の方がちょっと物足りないぐらいです。

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やはりアニメ版の見所はアクション。

この動きに関してはさすがの一言。

試合風景などはリアルのバドミントンの動きに近い。

リアルに近づけようという本気度が感じられる仕上がりとなっていますね。

原作マンガの迫力ある1枚絵もいいですが、動きにこだわるならやはりアニメ版。

ストーリーの方は区切りのいい県大会決勝ぐらいまでを描くんじゃないかなと思います。

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はねバド!の独自評価・考察(ネタバレ注意)

うまい絵で女の子とバドミントンの魅力を描きつつ、設定と仕掛けでアクセントを付けている作品。

評価をまとめるならこんな感じですかね。

ここからはそこに注目して感想や考察を語っていきます。

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ちなみに、作者:濱田浩輔(はまだこうすけ)の前作は週刊少年ジャンプで連載(新装版のコミックスは現在連載しているアフターヌーンコミックスから)していた幽霊との恋愛を描いたラブコメファンタジー『パジャマな彼女。』

2012年に連載していたのでこの頃のジャンプを読んでいた人なら絵柄でピンとくるかもしれませんね(僕もそのパターン)

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こちらの太郎丸美也子(たろうまるみやこ)はパジャマな彼女。にも出ていたスピンオフキャラ。

また、はねバト!の1巻ではその『パジャマな彼女。』の読切版が収録されています。

 

リアルなバドミントン描写

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はねバド!の最大の魅力は絵のうまさですね。

女の子が可愛いだけでなく、それを活かしたバドミントンの試合シーンも迫力がある。

キャラは魅力的だけど、試合シーンの迫力やスピード感があまり感じられない作品も多いですからね~

止まっている状態と動いている状態では全然描き方が変わってくるということでしょう。

はねバド!ではそんな心配なし!

バドミントンのスピード感だけでなく、技を繰り出した時はスローな演出で刹那的な空間を創り出しているのが熱い。

この辺が試合を盛り上げ、さらにバドミントンのリアル感を出している。

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また、技を繰り出したときやバドミントンの専門用語や戦術が出たときは周りがしっかりと解説。

競技バドミントンを知らない初心者でも分かりやすい。

まあ、この辺はスポーツ漫画などではよくある演出ですねw

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他にも、バドミントンにはテニスのように短いインターバルがあり、そこで作戦を立てたり戦術を練り直したりすることも。

ノートを使って分析する上の画像のような姿はテニス漫画『ベイビーステップ』を思い出しますね。

もちろん、試合中も選手自身が戦略を立てたり変更したりする心理描写もあり、この辺がさらに競技性を高めています。

 

天才にコンプレックスを抱くもう一人の主人公

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はねバト!の主人公は異色の天才:羽咲綾乃ですが、もう一人こちらの荒垣なぎさという選手が副主人公的な存在となっています。

正直、最初は天然で徐々に狂気を開放(下の項目で解説)していく羽咲はあまり共感できるキャラクターではない。

プレーも守備力重視で天才的な運動神経でなんでもこなすって印象ですし。

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逆に荒垣は全国レベルの実力を持ちながらも過去の羽咲との対戦で完敗したことで物語序盤はスランプに。

そんな過去を振り払うため、練習に練習を重ねる姿はまさにスポ根の王道。

最近のスポーツ漫画の主人公に天才型が少なく、努力型が多いのはこういったシーンに感情移入しやすいというのがあるのでしょうね。

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そして、そのトラウマを跳ね除けるために避けて通れないのが元凶となった羽咲との対戦。

県大会で行われる荒垣VS羽咲の試合はこの作品のベストバウトの一つ。

熱い試合展開はもちろん、試合を通して過去を払拭し、さらに精神的に逞しくなっていく荒垣の姿はスポ根主人公そのもの。

もちろん、羽咲の方の心理描写も描かれていますが、そんな主人公を喰うほどに荒垣の方が魅力的に描かれています。

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バドミントンの戦い方も羽咲とは真逆の大きな身体を活かしたパワー重視の攻撃型。

ハマったときは目で追うことも困難なジャンピングスマッシュを武器に押しまくるスタイルも熱い。

どんなスポーツにも共通することだと思うのですが、守備重視よりも攻撃重視の方が見ていて楽しいですよね。

 

4巻から作風がガラリと変わる

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はねバト!は最初はコメディタッチのゆるいスポーツものと見せかけて、4巻(正確には3巻終盤)から熱いスポ根展開とガラリと作風が変わる。

最初は上の画像のような明るく楽しくって感じだったのですが、途中から下の画像のようなバチバチな展開になってくる。

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さっきの画像とこっちの画像を比較したら同じ作品とは思えないレベルの変化ですよね(笑)

選手の表情なんて全然違うし。

この変化の大きさはギャグ漫画からプロレスバトル漫画に変わった『キン肉マン(8巻から変化)』や同じくギャグ路線から本格格闘マンガに変わった『喧嘩商売(6巻から変化)』を思い出すレベル。

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はねバト!で一番変化するのが主人公の羽咲。

最初は天然ぽわぽわでバドミントンもやる気なかったのに、スポ根モードに入ってからは性格も顔も別人のよう。

それまでたまに見せていた狂気の方がメインになってくる形ですね。

ゲスい表情や言動もガンガン増えてくるなど、

もはや別人じゃないっ!?

とツッコミたくなるレベルの変化ですw

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アタシは
日本一の選手になる…!!!

また、スポ根モードに入ってからは試合の描写も大きく変化します。

それまでは激しい試合でも女の子の可愛さ重視って感じの絵柄でしたが、スポ根モードに入ってからは可愛さよりも熱さ重視といった絵柄にチェンジ。

荒垣の咆哮や羽咲の狂気やゲスい顔はもはやカワイイとは言えませんねw

が、それが熱くてイイ!

スポ根漫画好きなら4巻までは絶対に読んで欲しい。

逆に可愛い女の子たちのゆるいスポーツものが読みたい人は4巻からは好みに合わないかも。

 

はねバド!のひとこと感想まとめ

はねバト!は最初は可愛い女の子のコメディを展開し、4巻以降は熱いスポ根に変化する作品。
そして、そのスポ根展開に入ってからがかなり熱い!

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